ICD日本部会　2012年　総会、認証式　総括

事業運営委員会（総会・認証式）　担当理事　福本顕嗣

�@ 一般社団法人として初めての総会が開催され、新定款による理事・監事の選挙も滞りなく終了し、新会長に佐藤吉則先生が選出され、特別フェロー第１号はバングラデッシュのモミンフェローでした。
�A 新フェロ−４名の認証式は、カナダから国際会長Dr.Garry Lunnをお迎えして行われました。今年の新フェローは個性豊かな方々で将来が楽しみです。
�B 特別講演は、５月２２日に開業した東京スカイツリーを建設した大林組の設計担当者より世界No.１の技術の数々が紹介され、深く感動しました。
�C 懇親会は、新旧会長、来賓の方々のご挨拶に続いて、石川元会長の乾杯でスタートしました。おいしい食事をいただきながら、新フェローが紹介され、和やかな楽しいひと時を過ごしました。　　　　　　　　　

国際会長を囲む前夜祭レポート

事業運営委員会（総会・認証式）委員長　堀口　裕司

2012年5月18日、総会・認証式を前日に控えたこの日、夜7時より神田の割烹萬代にて前夜祭が開催されました。海外より国際会長ご夫妻、韓国部会会長をお招きし、総勢33名の宴席となりました。磯部副会長の開会の辞、天野恵会長のご挨拶に続き、橋本国際理事より海外来賓の紹介、それぞれご挨拶をいただき、小林副会長の乾杯の後、皆で会食、歓談をいたしました。国際会長は当日4時にカナダより成田着という長旅のお疲れにもかかわらず、和やかにフェローとご歓談いただき、和会席料理をご堪能いただきました。和気藹々とした会の最後に参加者全員で記念撮影をし、佐藤吉則次期会長のご挨拶をもって閉会となりました。　　　　　　　　　

特別講演レポート

事業運営委員会（総会･認証式）　担当常任理事　和泉　一清

ニューフェローにとって、オリエンテーション、認証式と緊張の連続でした。その緊張をほぐす様に午後3時45分から午後5時まで、東京スカイツリー建築物語と題して特別講演が開催されました。
演者はスカイツリーを施工した（株）大林組技術本部企画室　担当部長　田村達人（たむら　たつひと）氏で東京スカイツリーの建設施工技術の紹介をメディアで数多く行っている方です。
（株）大林組が施工者として建設工事に携わった“東京スカイツリー”は、2012年2月29日に工事の完成をむかえました。約3年8ヶ月におよぶタワーの建設は、まさに「チャレンジ」の象徴でした。これまで誰も経験したことのない高さのタワーを作るにあたり、大林組の保有する技術の粋を集めて、さまざまな困難を克服する必要がありました。日本国中に深く大きな傷跡をのこした東日本大震災の時も被害を出すことなく、復興のシンボルとしての役割をも担いながら、5月22日（火）グランドオープンを迎えました。
　 この講演では、巨大であることと精密であることを両立させながら、未知の領域での建設工事を計画通りに進めることを可能にした大林組のさまざまな技術や工法の紹介を通じて、日本の力と、「ものづくり」にかける情熱を大いに感じた講演でした。
質疑応答の後　午後1：00から田村様を助け準備をしていただいた広報課の和田様を紹介し、大きな拍手をもって終了しました。　　　　　　　　　

 

夫人の会レポート

会員支援委員会　委員長　佐藤　恭子

　会員支援委員会では、総会と併行して「夫人の会」を開催いたしました。NF夫妻と先輩夫人との交流の機会として、和やかなひと時を持てましたことを　ご出席くださった皆様に心よりお礼を申し上げます。
　 諸先輩からは、「夫婦でICDを楽しむコツは、折々の機会に積極的に参加すること」と、ユーモアあふれる体験のご披露をいただきました。委員会からは３大事業を柱として、夫人が出席する機会について紹介させていただきました。歓談の中から実現したアメリカンクラブ内の散策も好評でした。
　 美味しいお茶とお菓子をご用意して、皆様のご参加をお待ちしています。
　　　　　　　　　

国際交流委員会　貝塚　浩二

サウジアラビアから来た歯医者さん

　今回留学生紹介は一人で、サウジアラビア王国から留学生のターキ　アブドゥルサラム　バキュシュ先生（Turki Abdulsalam Bakhsh)
でした。出身大学は紅海岸のジッダにあるキングアブドゥルアジス大学で、新しく出来た世界クラスの科学技術大学です。

　日本の滞在年数：約１年１１か月
　 在籍大学：東京医科歯科大学
　 専攻：保存修復学
　 現在の研究テーマ：接着歯学、３Ｄ画像、レーザー歯学
　 指導：田上　順次教授

　サウジアラビア王国（サウジアラビアおうこく）、通称サウジアラビアは、中東・西アジアの国家。首都はリヤド。サウード家を国王に戴く絶対君主制国家で、アラビア語による国名のアル＝マムラカ・アル＝アラビーヤ・アッ＝スウーディーヤは「サウード家によるアラビアの王国」を意味する。世界一の原油埋蔵量を誇る国であり、石油（原油）をアメリカをはじめ世界中に多く輸出している国です。

　　　　　　　　　

懇親会レポート

事業運営委員会（総会・認証式）　志田　佐和子

平成24年5月19日午後5時より東京アメリカンクラブにおいて、総会・認証式後の懇親会が行われた。昨年は東日本大震災の影響もあり規模は縮小され、また海外からのご来賓を迎えることも叶わなかったが、本年はカナダのGarry Lunn国際会長ご夫妻をはじめ韓国、台湾からもご臨席を賜り、華やかにそして盛大に執り行われた。
会は「アンサンブルデュナミス」による弦楽四重奏の華麗なる音色で始まり、英国女王即位60周年とも重なり、格調高くニューフェローをお迎えすることが出来た事は誠に喜ばしいことであった。更に私は司会という大役を仰せつかり甚だ緊張もしたが、無事その務めも果たせ安堵した。改めて平和であること、災害のない有り難さをかみしめた1日であった。