国際歯科学士会
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三大事業 年末集会

  
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開催報告2004年12月23日帝国ホテル 東京「光の間」
2004年度年末集会 2004.12.23

■2004年度年末集会大いに盛り上がる

議長・井上昇フェロー
議長・
井上昇フェロー
挨拶する小室会長
挨拶する
小室会長
 2004年は歯科界も激震、そして日本列島天変地異の年でありました。ICD年末集会をもってこの厳しい年を終結し、輝かしい年を迎えようと願っておりましたところ、スマトラでのM9という激震と津波・・多くの方が一瞬で犠牲になられましたことは痛ましい限りであります。
 さて、恒例の年末集会は12月23日 帝国ホテルで開催。特別講演の前にICD日本部会の臨時総会が開催され、有限責任中間法人化・佐藤文悟先生の名誉会員が可決決定。
挨拶する櫻井副会長
挨拶する
櫻井副会長
挨拶する福西副会長
挨拶する
福西副会長
 その後、「日本の話芸に学ぶ」と題し、講談師の宝井琴調氏のユーモア溢れる特別講演、そして若手女流講談師 神田ひまわりさんの「山之内一豊の妻」、引き続いて宝井琴調氏が「寛永三馬術・愛宕の春駒」を語って下さった。忘れかけていた日本の正に話芸で会場は聞き惚れ、惜しみない拍手が・・ ご招待した海外留学生には少し難しかったかもしれないが その圧倒的な語りには多分 感ずるものがあったはず。
河村マスターによる乾杯
河村マスターによる
乾杯
名誉会員になられた佐藤文悟先生
名誉会員になられた
佐藤文悟先生
 カクテルパーテイーに続き、アトラクション「あんみ通&パーカッション」若い女性らの津軽三味線とパーカッションで、多いに盛り上がりました。
 会長のホッとするようなご挨拶をいただき、来賓を代表し日大松戸歯学部山本教授よりご挨拶を頂き、河村マスターの乾杯。日歯井堂会長からの祝電披露。参加者は来賓を含め130余名、準備したテーブルもほぼ満席。テーブル・ブッフェ・スタイルの食事が始まると実に和やかな雰囲気になり、今年は着席テーブルをくじ引きという初めての企画。
日吉フェローと講談師・宝井琴調、神田ひまわりの両氏<
日吉フェローと
講談師・宝井琴調、神田ひまわりの両氏
 本年も早く皆さんと仲良くなって欲しいということで、新フェローに受付をお手伝いいただきました。新フェローの皆さんに感謝いたします。
 講演者、アトラクションをして下さった皆さんも参加。各テーブルで和気藹々、楽しい談笑を聞きホッといたしました。
 国際渉外委員の高橋フェロー・佐々木フェローが5カ国5名の留学生を壇上へ招き、自己紹介、そして会長より参加証が手渡され、大変誇らしそうに、満足な表情でありました。
 突如、当日の臨時総会で名誉会員に認証された佐藤文悟先生がお出でくださり、100歳とは到底思えない元気なご挨拶を頂き、小室先生が音頭を取って万歳三唱。
 あっという間に定刻7時、櫻井副会長の閉会の辞にてお開き、楽しい一夜ではありました。
(事業運営委員長 富田  篤 記)



「04年度 年末集会 報告」
  1. 理事会および臨時総会について
    1. ICD日本部会の有限責任・中間法人化が承認されました。法人化後の定款については,来る5月の総会で審議いただくことになりました。
    2. 佐藤文吾フェローが名誉会員に推戴されました。
  2. 国際渉外基金箱への募金状況
    1. 総額は\92,260でした。
    2. その内,\42,000は日本赤十字社を通じて中越地震への義援金として寄付いたしました。
    3. \30,000は,スマトラ沖地震の義援金として寄付いたしました。
    4. 残りの\20,260は,国際渉外基金として積み立てました。
    (事務局長 佐藤 吉則 記)

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■2004年臨時総会レポート

定款について説明する生田常任理事
定款について説明する
生田常任理事
 平成16年12月23日(木)天皇誕生日に帝国ホテル「光の間」において、年末集会に先立って臨時総会が開催された。午後2時より、佐藤吉則事務局長の司会により進行され、先ず櫻井善忠副会長の開会で始まり、小室 甲会長の挨拶の中で「法人化をするに当たって種々審議した結果中間法人が適していると判断した。これからは組織の透明性を高めて運営することにより、市民からの信頼を得るし、社会的に認められた団体にするには法人格が必要である。また会員認定医の標榜等を実行可能にする社会的に認められた団体に成り得る」と社会的信用の強化を強調した。
 
議長の選出
舞台横に着席された役員の先生方
舞台横に着席された役員の先生方
 井上 昇フェローが選出される。出席者74名、委任状129名、計203名と述べたあと、本年度の物故会員、池田 清フェロー、星 綾子フェローの両先生に対し、ご冥福を祈り黙祷をする。次に議事録署名人に、佐々木フェロー、作間フェローの両先生が選出され、早速議事に入る。
 
議事
有限責任中間法人の説明をする今村税理士
有限責任中間法人の
説明をする今村税理士
第1号議案 日本部会法人化の承認を求むる件
 〈提案理由の説明〉佐藤事務局長が資料に基づいて説明。「社会的信用ある団体にするには法人化が必要であり、殊にICDは学術団体であり、全国的国際的な組織であり歯科医学領域を通じて国際社会に貢献するには法人格を有する団体として行うと有利と考える」とし、中間法人のメリットを述べ、その必要性を提案した。ここで質疑応答があった。
 
質疑応答
Q: 法人化により国際本部との関係は大丈夫なのか?
 
A: 各国のセクションの運営に任せられている
 
Q: 地域の信頼を得るには、オピニオンリーダーとして活躍することが必要である。また定款の中に会長選出方法が載ってないので教えていただきたい。
 
A: 新定款(案)は現行定款と変わったところはない。但し、中間法人を設立するには、定款の中に記載しなければならない事項が現行定款に追加記載されています。従って会長選出は今までと変わることなく現行通り行われています。質疑のあと、今村税理士さんが出席されていますので、殊に税の取扱いについて説明する。
 
栗山先生のマスターの授与
栗山先生のマスターの授与
 今村税理士:事業年度の余剰金については課税されます。従って予算、決算を慎重に編成する必要がある。ここで佐藤事務局長より再度提案があり、この臨時総会では、日本部会の法人化については皆さんのご理解をお願いし、ご承認いただきたい。新定款(案)については誤字脱字などありますので修正し5月の総会に再度提案したい。井上議長は採決に入り、執行部の提案通り、満場一致で可決確定する。

第2号議案 佐藤文悟フェローの名誉会員承認を求むる件
 佐藤先生は本年100歳を迎えられ、長年にわたり役員として会発展のため立派な功績があり、それを称え名誉会員として推薦する。満場一致で賛成可決される。続いて、栗山前会長にマスター受章の授与が行われた。
 次に報告事項として佐藤事務局長より次のような報告があった。2005年度に会員名簿を作成する。5月の総会は京都で開催、生田フェローが旭日双光章を受章された。現在ニューフェロー10名の推薦申込みがあった等。福西啓八副会長の閉会の辞で終了した。

(定款等検討委員長 入野 和夫 記)

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■I.C.D年末集会特別講演

「日本の話芸」に学ぶ美しい日本語の話し方
筆者・青山フェロー
筆者・青山フェロー
 最初に、宝井琴調氏より今の講談界事情の話からはじまった。講談師の立場からテレビ出演を考えると、そのシステム上、昔の時代背景の説明において非常に困難があるようである。その1例として、テレビでは「大工」「棟梁」「貧乏人」ということばをあまり使うことができず、聞き手にうまくその情景を伝えることができないこと。また、講談師や落語家にとって、テレビはいろいろな方向からカメラで撮影するため、正面観になりやすく、顔の向きにより話の内容を観衆に伝える場面において、なかなか話の情緒が伝わりにくいことなどの欠点があるそうである。
講談中の神田ひまわり氏
講談中の
神田ひまわり氏
 そして、女流講談師、神田ひまわり氏により「山内一豊の妻」の講談がはじまった。この話は織田信長の貧乏家臣、山内一豊が素晴らしい馬を買う際、内助の功として妻千代の大きなバックアップがあり、後々土佐の名手になったという話である。講談を聞いて思うのは、神田ひまわり氏は大変歯切れの良い明るい口調で講談をされる方で、とても楽しく聞くことができた。
感謝状を授与された琴調、ひまわり両講談師
感謝状を授与された
琴調、ひまわり両講談師
 続いて、宝井琴調氏により「寛永三馬術、愛宕の春駒」が披露された。この話は三代将軍家光が芝の愛宕山の石段を馬で駆け上るよう家来に命じた時の様を描いた話である。階段上りに失敗する「上手(じょうず)」の家臣と、階段上りに成功する「名人」の話である。「上手」の乗り手たちは、自分が成功させるという気持ちが強すぎ失敗するが、「名人」曲垣平九郎は常に馬の気持ちを優先するので成功したという話である。我々歯科医師も臨床において、「上手」にならず「名人」になるよう日々の仕事をしたいものである。
 最後に、日本語の話し方が乱れているといわれている昨今、昔からの歴史的背景を考えながら、本来の美しい話し方を講談の立場から学び、我々の日常における患者様との会話においても見直すことができた。

(新フェロー 青山  繁 記)

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■懇親会新フェローレポート

筆者・唐鎌フェロー
筆者・唐鎌フェロー
 懇親会とはいえ、あまり存じ上げない方と会食をするというのは、あまり得手ではありません。まして、同じテーブルに良く知っている方がいないときはなおさらです。
 今回は同席者を籤で選ぶという方法がとられ、始まる前から少し気が重いという気分でしたが、それは全くの杞憂に終わりました。
 宝井琴調、神田ひまわり両師の講演の余韻の去らぬ中、あんみ通、はたけやま裕氏らによる伝統音楽と新しい音楽が融合した若々しいステージによって懇親会は幕をあけました。彼女らのパフォーマンスは老若男女に抵抗なく受け入れられるもので、まず、彼女らを招聘されたことのセンスの良さに感じ入りました。普段ならお声をおかけいただくのもおこがましい、諸先生の中で緊張が解け、会場が一挙に和やかさに包まれた思いがいたしました。
 小室会長の肩の張らない、楽しいご挨拶、来賓諸氏のご紹介に続く、山本浩嗣先生の「日本のライセンスが国際的に通用する時代が来る」とのお言葉に感銘を受けつつ、乾杯から、歓談、会食に移りましたが、料理もおいしく、ご同席の諸先生にもご親切にしていただき、文字どおりあっという間に時間が過ぎました。特に佐藤文悟名誉会員のご挨拶と、それを祝っての万歳は感慨深いものでした。最後の留学生の紹介、自己紹介を聞きながら「本当にインターナショナルな会であるな」との感慨を持って中締めとなりました。
あんみ通&はたけやま裕氏
あんみ通&はたけやま裕氏
演奏に聴き入る会場
演奏に聴き入る会場

(新フェロー 唐鎌 史行 記)

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■招待留学生

筆者・酒井フェロー
筆者・酒井フェロー
 今年は、インドネシア、パラグアイ、トンガ、中国、及びバングラデシュの5か国・女性3名を含む5名の留学生の先生方が参加されました。
 懇親会に先立ち、中川・千田両担当役員より留学生のオリエンテーションが行われ、小室会長より日本部会の国際的な役割、活動内容についてお話しがあり、留学生の先生方は興味深く耳を傾けておりました。日本の文化、生活習慣、留学先で学んだこと、ICDを通じて知り合った先生方を大切にし、気持ちも新たに勉学、研究にいそしみ、母国に帰った際はその知識を社会還元し、また国際人として活躍していきたい気持ちが会場から伝わってきました。
自己紹介する留学生諸氏
自己紹介する留学生諸氏
 特別講演では日本の伝統芸である講談を講談師2名により話芸が披露され、留学生の方々は真剣に話の内容を理解しようとする姿が見られ、時折笑い声が聞こえて来て始終和やかな雰囲気で講演会は終了いたしました。
 引き続き懇親会に入り、東京出身の女性3名による津軽三味線による演奏会が催され、現代風にアレンジした迫力のある演奏に、留学生の先生方は聴き入っていました。その後、帝国ホテルの一流のシェフによる料理に舌鼓し、お酒も入り、
司会の高橋フェローと歓談
司会の高橋フェローと歓談
フェローの方々とも会話が弾み、和やかな雰囲気の中、留学生の先生方の紹介が国際渉外委員の高橋、佐々木両フェローより行われました。母国の国旗を壇上に揃え、流暢な日本語で各人、留学の目的、研究内容、日本の印象、文化の違いなどを熱心に紹介し、最後に拍手の中、小室会長より参加賞が授与され、満願の笑みをたたえ降壇されました。留学生の方々は、今日このような素晴らしいICD年末集会に出席できたことを一生の思い出の一ページとして飾ったことでしょう。

(新フェロー 酒井康友 記)



筆者・佐々木フェロー
筆者・佐々木フェロー
 恒例となりました年末集会の海外留学生招待も、今年で6回目を向かえました。今年は、インドネシア、パラグアイ、トンガ、中国、バングラディシュから女性3人を含む5名の留学生が参加されました。
 特別公演に先立ち中川常任理事および千田理事により行われたICD日本部会に関する留学生へのオリエンテーションでは、ICDは世界的な組織であることの説明、留学生の方々が帰国後は、是非、それぞれのセクションのメンバーとなり、近い将来国際集会で再会できる事を切望していること等が伝えられました。特別公演「日本の話芸に学ぶ」と題して行われた、神田ひまわりさんの「山内一豊の妻」と宝井琴調さんの「寛永三馬術」は、留学生はもとより、私達にとっても、昨今の巷で話されている日本語とは異なる伝統的な美しい日本語の話し方を学ぶ事が出来ました。カクテルパーティーで緊張も和らいだ頃、アトラクションの「津軽三味線&Percussion」では、日本の伝統楽器や民謡とパーカッションとのコラボレーションに聞き惚れていました。引き続き行われた懇親会では、例年のように母国の旗を携え流暢な日本語で自己紹介が行われ、参加フェローの歓迎の拍手の中、小室会長より参加証が手渡されました。留学生の方々は、帝国ホテルの料理や参加フェローとの歓談、記念撮影など日頃の研究をしばし忘れる楽しいひと時を過ごし、ICDおよび年末集会を脳裏に焼きつけ散会となりました。
 当日ご協力いただいた委員の先生方、参加フェロー各位に心から感謝申し上げ報告といたします。
壇上で挨拶する留学生諸氏
壇上で挨拶する留学生諸氏
フェローと歓談する留学生
フェローと歓談する留学生

(国際渉外委員会 佐々木慎一 記)

<招待留学生の皆さん>
国籍 氏名
インドネシア イフワン ソラフュディン ジャウハリ アリフ
パラグアイ 池田あゆみ
トンガ シシリア フシ フイフイサ
中国 シン ワン
バングラディシュ チャウドリー シャヘド アリ
 


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